セルフライゲーションとは?
セルフライゲーションブラケット:フリクションフリー
ブラケット自体がワイヤーを保持する構造を持つために、従来のブラケットに比べてワイヤーとブラケットの摩擦抵抗(フリクション)が軽減され、歯の移動がスムーズに行われると云われています。初期の歯の移動に伴う痛みが軽減したり、治療期間の短縮が期待できます。
当クリニックでの使用経験では、治療期間が約20%前後短縮する傾向にあります。欠点はワイヤーの保持部分が金属なので、フルセラミックブラケットに比べて審美性の面では劣ります。
現在、多くのセルフライーゲションブラケットが矯正メーカーから発売されています。デーモンブラケット(ORMCO)、Clippy (TOMY)、Smart Clip(3M Unitek)などがありますが、それぞれに特徴があります。
審美性に優れて、変色のないセラミックブラケットでありながらフリクションフリーブラケットであるという理由からClippyを採用しています。
クリッピーの特徴
左の状態ではワイヤーはブラケットによって、押さえつけられないためワイヤーとブラケットの間に歯の移動の抵抗となる摩擦が起きにくい。真ん中の写真はブラケットに丁度のサイズが装着されているため、正確な歯の位置づけが可能となります。右端の状態はワイヤーによって、より積極的に歯の移動(角度)を調整できることを示しています。
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セルフライゲーションブラケット |
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Clipy の拡大写真 |
Clippy の拡大写真。ワイヤーを保持する金属部分はロジウムコーティングされていて完全な金属色ではありません。単体で見ると気になりますが、歯に装着すると意外に目立ちません。患者さんもあまり気にならない様子です。 |
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セルフライゲーションブラケットはワイヤーとブラケットの摩擦が少なく歯の移動がスムーズであるという特徴があります。 |
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2ヶ月後。引っ込んでいた2番目の切歯が少し前に出てきました。前回に比べて、何となくワイヤーが真っ直ぐに見えるようになってきました。 |
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ほぼ問題の無い位置にまで、前歯が並び、特に上顎の側切歯は下の歯を飛び越えています。上顎の歯並びは特に問題のない状態にまでなってきました。 |
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下の歯にブラケットを装着しました。歯の並びが悪いために、ワイヤーが真っ直ぐではなく波打っています。 |
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下の歯のワイヤーも何となく真っ直ぐになってきています。 |
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上下歯列の真ん中がほぼ一致しています。 |
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ブラケットを装着してから約8ヶ月後の状態です。上下歯列の問題がなくなったので、歯列の安定を待ってから装置の除去を行う事になります。 |
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