2026/02/20
横顔が変わると、笑顔も変わる? ~歯列矯正をご検討中の方へ~
口元で顔の印象は変わると思いませんか?
その口元の悩みの原因が、実は骨格ではなく「歯の位置」が関係している?なんてこともあります。
歯列矯正は歯並びを正常な位置に整えるだけの治療と思われがちですが、歯列矯正によって変わるのは歯並びだけではありません。
歯の位置が変わることで唇や筋肉のバランスが整うことによって、
結果として、顔全体の印象や表情が整い、顎や口元のラインがよりきれいに見えるようになる可能性があります。
このコラムでは、歯列矯正によって顔つきが変わる理由と、特に変化を感じやすいポイントについて詳しくお伝えします。
これから歯列矯正を検討されている方にとって、参考になれば幸いです。
さきに結論からお伝えすると、歯列矯正によって顔の印象が変化する方はいます。
ただし、歯列矯正が完了したすべての方に劇的な変化が現れるわけではないので、変化の程度には個人差があります。
歯列矯正によって歯が正しい位置へ移動すると、以下のような変化があります。
これらの変化が重なることで、口元がすっきりし、輪郭や顎のラインが整って見えることがあるのです。
歯列矯正は、少しずつ歯を正常な位置に動かしていく治療です。
そのため、治療を開始してすぐに劇的な変化を感じることはほとんどありません。
治療開始から半年〜1年ほど経過した頃になると、口元や横顔の変化に気付かれる方が多い傾向にあります。
もちろん、個人差がありますが、矯正治療の期間は6ヶ月で終わるケースもあれば、2〜3年程度かかることもありますので、顔の印象も治療の進行とともに徐々に変化していくことが一般的と考えると良いでしょう。
歯列矯正によって歯並びや噛み合わせが改善されると、唇や顎、顔周りの筋肉バランスにも影響を与えることがあります。
そのため、「矯正すると顔が変わるの?」「口元やフェイスラインはどうなるのか?」といった疑問を持たれる方もいらっしゃいます。
ここでは、歯列矯正によって顔の印象が変わりやすい部位について詳しく解説します。
出っ歯・受け口・口ゴボなどの歯並びでは、前歯や下顎が前方に位置することで唇が突出して見えるため、口元が目立ちやすくなります。
歯列矯正によって前歯の位置が正しい位置へ移動すると、唇の突出感が軽減され、口元がすっきりとした印象になることがあります。
また、歯並びが整うことで口が自然に閉じやすくなり、無意識に入っていた口元の力が抜けるため、緊張感の少ない自然な表情へと変化するケースもあります。
歯列矯正による顔の変化で、特に注目されやすいのが横顔です。
横顔の美しさの基準としてご存知かと思いますが「Eライン(エステティックライン)」は、鼻先と顎先を直線で結んだときに、このラインに唇が収まっている、もしくはやや内側にある状態が理想的とされています。
出っ歯や受け口によって前歯や下顎が前方に出ている場合、唇がEラインより前に出てきます。歯列矯正で歯の位置が整うことで、唇も自然に後方へ移動し、横顔のバランスが改善されることがあります。
また、笑ったときに見える歯の並びを「スマイルライン」と呼びます。
歯列矯正によって歯の高さや並びが整うと、スマイルラインがなだらかなカーブを描き、笑顔が明るく、親しみやすい印象になることが期待できます。


噛み合わせが乱れていると、歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなり、顎周囲の筋肉(咬筋)が過度に使われることで、エラ張りが目立ってしまっているケースがあります。
歯列矯正で噛み合わせが改善されると、筋肉の緊張が緩和され、フェイスラインがすっきり見えるようになることがあります。
口が閉じにくい歯並びは、顔が縦に長く見える原因につながることもあります。
矯正治療によって口元のバランスが整うので、口が閉じやすくなることで、顔全体の印象が引き締まり、結果的に小顔に見える効果を実感する方もいます。
※ただし、骨格そのものによる輪郭の特徴については、大きな変化が出にくい場合もあります。
上の前歯が前方に出ていると、押し出されるかたちで口元が突出して見えやすくなります。
出っ歯や口ゴボは、歯列矯正で前歯を正しい位置(後方)に戻すと、横顔の印象がすっきりし、前に出ていた唇が内側に収まるようになります。
下の歯や顎が前に出ている受け口は、噛み合わせだけでなく横顔のバランスにも影響を与えることがあります。下顎が大きいか上顎が小さいことが原因です。
歯列矯正や、必要に応じて外科治療を行うことで、顎の位置やフェイスラインが整い、横顔の印象がすっきり見えることがあります。
奥歯は噛み合っているのに、前歯に隙間ができて噛み合わない状態を指します。
噛み合わせを整えることで、奥歯への負担が軽減されますので、
口元のバランスが整い、笑った時の印象がより自然に見えることがあります。
歯列矯正の目的は、見た目の改善だけではありません。
歯並びや噛み合わせが改善されることで、機能面において、以下のような変化を感じる方もいます。
歯と歯の隙間や噛み合わせのズレは、発音に影響を与えることがあります。
歯列矯正により歯が正常な位置に移動したことで、発音しやすくなった、喋りやすくなったと感じる方もいます。
出っ歯や口が閉じにくい方の場合、口が閉じづらいことが原因で口呼吸になり、口臭が気になったり、風邪を引きやすくなることがあります。
歯並びが改善することで、口が閉じやすくなり、機能面以上の効果も期待できます。
噛み合わせが悪いと、食事の際に食べ物をしっかり咀嚼できず、胃腸に負担をかけていたりします。そういったケースは、歯列矯正で噛む機能が改善することにより、消化器官への負担軽減にもつながります。
噛み合わせは、顎の位置だけでなく、首や肩の筋肉、姿勢にも影響を与えることがあるともいわれています。
噛み合わせが乱れていると、かみ合わせや歯ぎしりや噛いしばりの原因になり、
顎や首の筋肉への負担が肩こりや頭痛などの不調につながることがあります。
実際に、顎関節症の患者の中には肩こりや頭痛を抱えている方も多く、矯正や咬み合わせの調整で症状が軽減するケースも報告されています。
生活習慣や筋肉の状態なども関わるため、噛み合わせの調整はあくまで体のバランスを整える一つの手段として考えましょう。
※ただし、すべての方に当てはまるわけではなく、また改善の程度には個人差があります。
「歯並びが良くなったけど、思っていた顔つきと違ったらどうしよう」
と不安に感じる方も多いでしょう。
歯列矯正では、事前の精密検査やシミュレーション、丁寧なカウンセリングが重要です。
歯科医師と矯正後のゴールイメージを共有し、現在の歯並びや噛み合わせをしっかり把握したうえで治療計画を立てることが、納得のいく結果につながります。
まずは、しっかりと自身の状態を把握しましょう。
歯列矯正は、歯並びや噛み合わせを整える治療で、
結果的に口元やお顔全体の印象に変化を感じる方がいることは事実です。
変化の程度や内容には個人差がありますが、
といった、見た目だけではない機能面にもメリットが期待できます。
歯列矯正を検討されている方は、まずは信頼できる歯科医師に相談し、ご自身に合った治療方法を確認することが大切です。
A. 極端に顔が変わるわけではありませんが、歯並びや噛み合わせが改善されることで、口元や横顔の印象に変化を感じる方はいます。変化の程度には個人差があります。
A. 口元、横顔(Eライン)、フェイスラインなどに変化を感じる方が多い傾向があります。歯の位置が変わることで、唇や顎周囲のバランスが整うためです。
A. 個人差はありますが、歯列矯正で口元を引っ込ませることは可能です。個々の歯並びの状態(出っ歯や口ゴボ)や骨格タイプによって大きく異なり、引っ込みすぎるリスクもあるため、専門医と慎重に相談をしましょう。
A. 適切な診断と治療計画のもとでマウスピース矯正が行われた場合、ワイヤー矯正と同様に口元の印象が変化する可能性はあります。ただし歯列や口腔内の状態によって適応が異なります。
A. 歯列矯正で骨格自体が小さくなるわけではありませんが、口元が前に出ていた状態が改善されることで、結果的に小顔に見えることがございます。
A. 不適切な治療計画ではそのように感じるケースもあります。そうならないためにも、精密検査やシミュレーションを行い、全体のお顔のバランスを考慮した治療計画が重要です。
途中で違和感を感じた場合は、担当医に相談しましょう。
「自分の場合、矯正で本当に顔は変わるのか」
「整形を考える前に、まず矯正でどこまで改善できるのか知りたい」
そう感じている方こそ、感覚やイメージではなく、医学的な数値に基づいた診断が重要になります。
ライト矯正歯科クリニックでは、
を行い、専門医が丁寧に患者さま一人ひとりにご説明をしています。
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そんな方のためのカウンセリングです。